車両規則


・車両

 1.ATV を除く四輪駆動車であること。

   コースレイアウトの設定上、ジムニー

   ジムニーシエラでの参加を原則とする。

 2.窓枠・ルーフの取り外しは認めない。

 3.幌車にはフロント 4 点式以上ロールバーを

   装着すること。

   バン車両はロールバーの装着義務はないが

   安全のため 4 点以上のロールバーの装着が望ましい。

 4.3点式以上のシートベルトを装着しなければ

   ならない。純正でも可能だが、安全のため 4 点式

   シートベルトの着用が望ましい。

 5.ドアの取り外しを行う場合は、4 点式シートベルト

   フロント 4 点式以上のロールバーを装着。

   運転席には足の飛び出しを防ぐためサイドバー

   またはハーフドアを装着すること。

 6.車両前後には、最低 1 個以上のけん引用のフックを

   取り付けなければならない。

 7.ボディカットによるプロペラシャフト等、可動部の

   露出箇所には人・衣類等が触れない様に保護カバーを

   取り付けること。また、カット箇所は面取りを行い

   怪我の無い様に仕上げること。

・原動機

 1.ラジエターの位置変更は安全に配慮し確実に

   取り付けるのはもちろん、蒸気・熱湯吹き出し時

   人への危害がない様に本体・ホース・サブタンク

   サブタンクブローホースの吹き出し口の位置の

   選定には注意すること。

 2.燃料タンク変更は、燃料が漏れない様に安全に

   配慮し確実に取り付けること。

  (保護カバーの取り付けが望ましい。)

・動力伝達機構

 1.タイヤへのグルービングは自由。スパイクタイヤ

   チェーン・タイヤ内部への水注入など、空気・窒素

   以外の物を入れることは禁止。

 2.主駆動輪を変更する事は認めない。(主駆動輪の

   変更装置の使用は純正・社外品とも認めない。

   FF走行等。)

 3.トラクションデバイス装着車は受付時に使用の

   有無を申告のうえ、以下のようにハンディキャップを

   設ける。無申告で使用した場合そのセクションは

   10 点とする。JB64・74 のブレーキ LSD はこの限り

   ではない。

   デバイス使用ハンデ(フロントリア問わず):+5点

 4.エアーロッカーなど、切り替えできるものは

   使用しなければ OK。また使用しない場合は事前

   申告の上、テーピングなど不使用が視認できる

   措置をすること。

・制動装置

 1.手動・電動関係無しに、ステアリングブレーキ

   (ニールカットブレーキ)等、同等の装置の使用は

   禁止。(当日章典外意向の選手は除く)

   JB64・74 のブレーキLSD はこの限りではない。

 2.リアの左右独立制御できる2本レバーサイド

   ブレーキ等の使用は認めない。(但し、2 本レバー

   でも停止時のサイドブレーキとしての使用は

   この限りでは無い。)

 3.油圧式ブレーキの配管及びホース類の変更は

   認めるが、ブレーキラインロックバルブ

   純正ラインのつぶし等の特定のブレーキラインのみに

   ブレーキをかける装置の装着改造は認めない。

   但し、ワイヤー式サイドブレーキを油圧式に変更は

   この限りでは無い。

・電装品

 1.バッテリーは完全固定されていなければならない。

   また車室内に移動した場合は、液漏れによる人への

   危害がない様に配慮し取り付けること。

 2.ライト類はテープ等で飛散防止処理が望ましい。

 3.バッテリー・コイル等のプラス端子・電極には

   ショート・漏電防止の火災防止の為に覆わなければ

   ならない。

・操舵装置

 4WSの使用は認めない。

・その他

 上記以外でも安全性危険・不適格車と競技委員長が

 認めた場合、参加を拒否する事が出来る。

【安全規則】

 1.競技中はシートベルト・ヘルメット・グローブ

   長袖長ズボンを着用のこと。(半袖+アームカバーは

   肌を露出してしまう可能性があるため不可。)

 2.ヘルメットは耳を完全に覆うハードシェルタイプの

   物とし、十分に安全性が認められたものを使用

   すること。(半キャップタイプなどの耳が布で

   覆われているタイプは不可)自身の身を守るもの

   なので、安全性には十分に配慮し着用してください。

 3.グローブは皮膚が露出しないこと、また材質は

   耐火性のものが望ましい。(軍手は不可)

 4.シューズは競技に適した物とする

   (サンダルは不可)

 5.競技車両に車載消火器を常備する事。(取り付け

   位置は横転時でも手の届く所、及び横転時に

   ロック等の突起物に当たらない所に設置するのが

   望ましい。)

【車両検査】

 1.参加車両が規定の全てを満足する状態である事を

   確認することができる。

 2.主催者は上記基準に合致していない車両に対して

   修正を要求あるいは参加を拒否する事ができる。

 3.主催者は競技中・終了直後にも車両検査を行うこと

   ができる。参加者は、いかなる場合も検査を拒否

   することはできない。