競技規則
・クラス分け
【JA系クラス】
SJ30,JA11,51,71,12,22,JB31,32
【JB23系クラス】
JB23,33,43
【JB64系クラス】
JB64,74
・コース設営
大会当日に行う。基本は運営側で設営するが
参加者・見学者問わずコース設営に参加可能。
ただし、コース設営後にコース内を走行することは
一切できない。
・競技進行
1.参加者によりグループ分けされたチームで競技
進行・走行・オフィシャルを交代で行う。
グループ分けに対する異議は一切受け付けない。
2.各セクションの順番待ちにおいて前車が
スタートした時、次の車両はスタート位置につき
いつでもスタート出来る様にしておく。
3.基本的にレスキューは、エントラントの
レース車両で行う。もしレスキュー側にマシーン
トラブルが発生した場合は、その車両に限り残りの
セクションを走り終えるまでコースクローズしない。
但し、主催者側は修理部品代等は一切負担しない。
・競技開始および終了
1.競技開始は、主催者の合図によって行う。
2.競技開始 3 分前にエンジン停止。
1分前にエンジン始動。
3.競技終了は、規定の時間内であっても主催者の
判断により終了する事ができる。
競技終了後、選手は速やかに採点表とゼッケンを
大会受付に提出すること。
・タイムキーピング
1.規定時間内に全セクションを走行しなければ
ならない。規定時間内に走行できなかった
セクションは減点10点とする。
2.競技時間は主催者が管理する。また競技開始前
競技中に関係なく、主催者判断により任意に
設定・変更できるものとする。
3.レスキュー等で、所定のタイムキーピング以上に
タイムロスが発生した場合は、タイムロスが一番多い
セクションの延長時間を他の各セクションにも
適用する。
・セクション内でのタイムキーピング
全てのセクションにおいて、インからアウトまでを
決められた時間で走行しなければならない。
超過した場合は減点10点とする。
時間については、当日のドライバーズミーティングで
提示する。(通常:3 分)
・オフィシャルについて
1.オフィシャルは競技参加者の交代制とする。
主催者により事前に決められたグループ単位で行う。
2.セクション内での減点及びタイムキーピングは
オフィシャルが行う。
3.参加者はオフィシャルに意思表示を行い
オフィシャルがそれを確認した時点で
セクションに進入する。
4.セクション・アウトした参加者はオフィシャルに
採点の記入を受けなければならない。
5.オフィシャルは、競技が開始するまでに速やかに
各担当のセクションへ行くこと。また、いかなる
理由があっても持ち場を離れてはいけない。
※競技スタートの時刻にセクションにいなかったり
無断で 持ち場を離れた場合は 減点 10 点の
ペナルティを課します。
・減点点数
1.バック:1 回ごとに減点1点
(前輪・後輪の1軸が動いていない場合、2駆ターン
バックターン等はバックの対象では無い。)
2.セクションカット:減点10点
3.マーカー(ポール・テープ)への接触:減点10点
但し、セクションIN・OUT・SS等の看板への
接触は減点10点では無い。
4.タイムアウト:減点10点
5.エスケープ:減点10点
6.オフィシャルが危険(ガソリン漏れ等)と判断
した場合:減点10点
7.逆走・ミスコース:減点10点
・減点の基準
1.セクションごとの合計減点は10点とする。
2.バックの判定はオフィシャルの判断に従う。
(オフィシャルの判断に対してのクレームは一切
受け付けない。写真や動画によるクレームや
オフィシャル以外からの意見も一切認めない。)
3.セクションカットとはセクションを定める
マーカーの外へ車両全てが出た場合のこと。
4.マーカーへの接触とは、踏む・触れる・越えた
場合のこと。
5.タイムアウトとはセクション内に設定時間内に
通過できないこと。タイムアウトの宣告を
受けたときは、オフィシャルの誘導に従い
速やかにセクション外に退去しなければならない。
6.エスケープとは参加者がセクションにトライ
しない場合のこと。参加者の申告により
セクションインしないエスケープも認める。
7.参加者がセクション内において体が地面や
マーカーに触れた場合は減点10点とする。
8.オフィシャルが競技中に危険行為(ガソリン漏れ
車外に手や足を出す等)と判断した場合、宣告の上
減点10点とする。
9.落下物は車内に置き忘れた物のみとし、本来車両に
付いていたパーツ部品等が落下しても 落下物とは
扱わない。レスキュー用のソフトカーロープ類
ボールペン・ゼッケン・スコアカードも落下物の
対象ではない。
10.サスペンション類(コイル等)の落下・外れ
飛び等は、落下物対象では無く危険行為で
減点10点とする。
11.逆走とは、ドライバーから見て、右:青テープ
左:赤テープで走行(バック含む)すること。
(正まわりの場合。逆まわりの場合は反対になる。
但し両方及び片方のテープの色が、黄色テープの
場合は逆走にならない。)
12.マーカーへの接触で、赤色・青色・黄色テープ
(障害物等)が低い場合は跨いでも良いが接触は
減点10点。跨いで車両全てが通過した時点で
減点10点とする。
13.マーカーへの接触で、木にテープが巻いてある
場合はテープに直接接触した場合のみ減点10点
になる。(テープが巻かれていない箇所・根等の
接触はマーカーへの接触にはならない。)
14.走行中にドアが開いても減点ではない。
ただし、開いたドアがマーカーに接触した場合は
マーカータッチで減点10点とする。
・セクションインとセクションアウト
1.コーステープはドライバーから見て、右:赤テープ
左:青テープ(逆まわりのコースの場合、反対)
として前進でイン・アウトのこと。
2.イン:車両先端がセクション入口を通過した点。
3.アウト:車両後端がセクション出口を通過した点。
・SS(スピード・セクション)
主催者は同一点数の参加者が生じる事が予想される場合
セクションの通過時間によって順位を決定すべく
SSを設ける。
・順位決定
1.本競技は減点法による採点により順位を決定する
2.順位・賞典の決定は、①:減点数の少ない者
②:同一減点数の場合は、クリア数の多い者
③:同一減点数&同一クリア数の場合は
クリーン数の多い者
④:同一減点数&同一クリア数&同一クリーン数の
場合は、SSタイムでの 通過タイムの速い者を
上位とする。全てが同一の場合は順位も
同一とする。
・リタイヤ
1.参加者が競技を途中で棄権する場合、大会本部に
申告すると共に採点表を提出しなければならない。
2.失格規定
・人身事故を起こしたとき。
・指定場所及びコース以外を走行したとき。
・指定場所以外での車両整備・修理を行ったとき。
やむなく行う場合は大会役員の許可を受けること。
・他の競技者を故意に妨害した時、競技の進行
運営を妨害したとき。
・採点表を改ざんしたとき、大会役員の指示に
従わない及び、不正行為を行ったとき。
・競技中車両に著しい損傷・欠陥等、車両
安全規則に一致しなくなったとき及び、参加資格に
おいて欠陥が認められる場合、大会役員は修正の
勧告または参加を取り消す事が出来る。
・競技規則 「競技進行」に違反した場合。
・公式通知
1.規則以外の規定・変更・指示他主催者が必要と
認めた事項は公式通知にて表示する。
2.競技中に公式通知によって前指示とは異なる指示が
あった場合は表示された範囲に限って新たな指示が
有効とする。
3.参加者は公式通知を確認する義務がある。
・競技会の延期、打ち切り
事故または保安上もしくは不可抗力による事故が発生
した場合、委員会の決定によって競技を中止または
延期・途中打ち切りする場合もある。打ち切りの場合は
競技会は成立したものと見なし成績は打ち切りまで
とする。
・損害の保証
1.参加者は車両・付属品が破損した場合、及び
第三者に損害を与えた場合、責任は各自が
負わなければならない。 主催者並びに大会役員には
一切の損害事故の責任を免除されていることを
了承しなければいけない。即ち、役員は役に最善を
尽くす事は無論であるが参加者の負傷・死亡・車両の
損害賠償に対しては主催者並びに大会役員は一切の
責任は負わない。
2.競技中に起こした役員者及び器具との事故は
いかなる場合でも参加者が責任を持って保証する
ものとする。
・罰則
1.規則の違反に対する罰則は警告・参加拒否
失格とする。
2.タバコ・ゴミのポイ捨てに対する罰則は1万円
徴収する。
(発見者に 5000 円 主催者に 5000円を支払う)
・コースの撤収
1.全競技が終了次第、成績発表に関係なく撤収
できるものとする。
2.コース設定は参加選手全員で行う。コース撤去も
参加選手全員で行う。
・コース設定の変更
コース設定は主催者から事前に発表されたレイアウト
難易度で作成しますが大会前日~大会当日に降水予報が
ある場合、コースをウエット設定に変更する。
・転倒時の注意事項
転倒時はハンドルを両手でしっかりと握り、脇を
締めて、頭下げ前かがみの姿勢をとる。くれぐれも
ロールバー・地面・競技車両等の外に指・手・腕
体等を出さない様徹底する。
・その他
1.各セクションにおいて安全性等で問題が発生すると
判断した場合、競技中であってもコースの手直しを
する事もある。
2.コース内でのテープの張り方等で走る方向が判り
難い場合は、基本的に朝のドライバーズミーティング
で質問する。競技進行中での疑問等に対しては
必ずオフィシャルリーダーに聞く。
オフィシャルリーダーが判断出来ない場合は
オフィシャルリーダーは必ず 主催者側に質問する。
最終決定権は大会主催者にあるものとし
オフィシャルリーダー・主催者の判断や意見に
対しては一切クレーム等は受け付けない。
3.暫定結果発表後の抗議時間が終了した時点でその
大会のリザルトは最終決定される。
(ビデオ映像によるクレーム・抗議時間後の
クレームは一切受け付けない。)
4.競技車両が競技中に故障などで走行不可能に
なった場合に限り、ゼッケンを他の競技者のレース
車両に貼り替えて競技復帰する事が出来る。
5.牽引フックは、本体が充分な強度を有する物で
取付けも強固であること。特にJB系の純正フックは
強度がないので注意する。
また牽引する方は、極力後ろ向きに引っ張り
ヘルメットの着用が望ましい。